構想から稼働後改善まで。自動化基幹センター立ち上げの舞台裏
東証プライム上場ホームセンター企業 様
クライアントのご相談時の状況・課題
首都圏を中心に全国約100拠点を展開する小売グループより、物流拠点の再構築に関するご相談をいただきました。同社は長年、工場跡地を活用した物流拠点から店舗への商品供給を行っていましたが、施設の老朽化と業容拡大に伴うキャパシティ不足が顕著になり、大型センターへの移転を本格的に検討する段階へ。しかし、社内には大規模物流施設の立ち上げや、自動化設備の導入・評価を経験したメンバーが不足しており、構想策定からベンダー評価、レイアウト検討、現場準備に至るまで「どこから着手すべきか」「何を基準に判断すべきか」が明確にできない状況でした。役員層も現場も、プロジェクトの“地図”が描けないまま走り続けている感覚を抱えており、その不安定さが全体の推進スピードに影を落としていました。
ご依頼内容
- 物流機能刷新に向けた構想の壁打ち、意思決定の整理
- 自動化設備の比較・選定支援
- ベンダー提出レイアウト・オペレーション案の第三者レビュー
- プロジェクト進行に必要な検討テーマ・スケジュールの整理
- 新センター立ち上げ前の現場準備支援
- 稼働初日の立ち会い、改善ポイントの即時抽出
- 稼働後の生産性改善活動(クライアントである荷主・物流会社・配送会社との協働)
ご支援内容
- 物流管掌役員のパートナーとして週1回の壁打ちセッションを実施
- 自動化設備の特性・費用対効果を整理し、複数案を比較
- ベンダー提出案の妥当性評価、課題の指摘、修正方針の提案
- プロジェクトマネージャーとの週次定例を設計し、検討アジェンダを体系化
- 稼働前の現地ウォークスルーを実施し、必要な準備物・改善点をリスト化
- 稼働初日も現場に常駐し、問題箇所をその場で抽出・改善を即時実行
- 稼働後の各工程を可視化し、生産性未達の要因を分析
- 物流会社・配送会社を巻き込みながら改善活動を継続的に推進
成果
新センターは稼働序盤こそ混乱があったものの、工程ごとの課題を粘り強く整理し、関係者と一体となって改善を進めたことで、生産性は計画値へ着実に近づいていきました。また、プロジェクト初期から意思決定の基準を整え続けたことで、組織全体の判断スピードが向上。拠点移転という大規模テーマにもかかわらず、約2年半にわたる支援の中で一度も大きくプロジェクトが迷走することなく、同社の新たな基幹センター立ち上げに貢献することができました。
本プロジェクトにおけるCAPESが提供した価値
- 経営層から現場まで“同じ地図を見る”ための整理力
- 雑多な論点を扱う壁打ちから、実務設計まで一気通貫の伴走
- ベンダー任せにしない第三者視点でのレイアウト・導線の精査
- 現場に訪問し、立ち上げ初日の課題を即時改善
- 稼働後も“逃げずにやり切る”改善サイクルの伴走
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